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真面目な話はただの下世話なペテンだと信じたい大衆意識

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デモ参加者は、皆お金を貰ってやっているエキストラだという説、私の知る限りの印象では、世間で非常にポピュラーだ。
まず、デモと彼ら一般人の世界、情報源に隔たりがある。そうすると、なんで俺達はそんなに知らないのかな、みたいな奇妙な感じがするらしくて、その隙間に「あれはただの下世話なペテンなんだ」という説がよく馴染むらしい。あ、それなら分かる、と。

そんな胡散臭い話は相手にしなくていい。
好きなアイドルやスポーツチームが、大手企業の広告とともにたくさんの娯楽を運んできてくれる俺達の生きている世界は、ステイタスを感じているこの高級時計や車、オーディオ、グッチの鞄と、それらに憧れている自分の価値基準と共に揺らぐことはなくて、今日と同じような日常が明日からも続いていくんだ...…みたいなところなんだな。

暮らしに不満を抱いている人は大勢いるけれど、だからと言って、それに答えを出す新しい価値観を急には用意出来ないし、自分でゼロから模索するなんて考えもつかない。やった事がないから不安なばかりだ。
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ガールフレンドにこんなプレゼントをして喜ばすんだとか、俺のファッションは何々系じゃなくてこういうオシャレを極めている通なんだとか、あの吉本の芸人の笑いのセンスが自分のツボなんだとか、そういう今ある自分の価値判断基準がどっぷり既存の文化の中に根付いているから、そんな社会の仕組みを根底から問い質すような大きな選択はしたくないんだ。

多少の不満はあっても、それはコミュニケーションスキルで乗り切ればいい。愚痴を言って、自分よりも不器用な奴を笑い飛ばして、面白おかしく日々を送る工夫が大切なんだ、と本気で信じている。
いや、それが出来ない奴は「メンヘル」や「社会不適合者」なんだと、幼い頃から親や学校、周囲の大人達と社会からも教えられてきたじゃないか。それをなんで今さら疑わなければならないんだ?

一旦、全部の用意された社会文化の中の価値基準を棚上げにして、自分自身で様々なテーマに向き合って考えるなんて重荷過ぎるし、面倒臭いから、そんなものは必要ないんだ、という感覚で居続けたようだ。

私自身は、自分がずっと社会のマイノリティーであり異端者だ、という自覚があったから、逆にそういう感覚がよく分からない部分があったんだが、人権とか社会問題なんて仰々しい響きのものには特に興味を持ってもいない、ごく普通の日本人の人達の考えをすっとぼけて根掘り葉掘り聞き出していくと、見えてくる実像はそのあたりだったりする。
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by catalyticmonk | 2018-04-14 00:03 | 忘れ物 | Comments(0)

朱に交わればマジ卍

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「焼肉屋の店員の女性、何故か大概美人」とか、なるほど、面白いなあ、と思っても、品位が下がるので私はここでは話題にしない。
朱に交われば赤くなる。

昔、大阪の事務所のボスが下品過ぎて、ついつい品のない発言をサービス精神で言ってしまう癖が身に付き、随分損した。それが勘違いだと気付くのに数年かかった。関西人相手だと、そっちの方が人付き合いも上手くいったしね。

まあ、でも、人間、何故か下品めに振る舞っていた方が攻撃されにくくなるし、気まずい思いや傷付く機会も減る気がする。
繊細で清らかな人間は苦しみ悩むのが世の中の仕組みなんだよな、何故か世界中で。

そうでない土地もたまにある。
そういう場所を私は延々と絶賛する。
だけど、ずっとは住んでいられなかったり、住んでいるのにほとんど帰られない、とか、まあ、そんな場所だけで世界は回っていないから必然的にそうなるんだな。
人のいい田舎で育った人が都会に出てくると心を病む事も多いから、人間は桃源郷に篭ってばかりもいられないんだ。南インドのケーララとかの善良な人々に馴染むと、その後はしばらくどこに行ってもストレスフルだった。そこには一定の法則性がある。

私自身は凄く感受性の強い繊細な部分と、図太くてふてぶてしい鈍感な部分がない交ぜになった、どっち付かずの中途半端な凡人だと思う。育ちも良くない。
ただ、いつもそういう自分なりの自然体に忠実であろうとしている。柄に合わない真似をすると人並み以下の能力しか発揮出来ないと自覚しているからだ。
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by catalyticmonk | 2018-04-02 00:31 | 忘れ物 | Comments(0)

文章と共にある私の精神生活

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私は会話も好きだが、どうせならその時自分が感じたり考えた事を記録に残しておきたい。そっちの方が考えや発想が深まるし熟成されると知っているから、そういう習性なんだ。
目の前にアウトプットする相手がいるかどうかの問題ではない。
外に出す分には会話でしか話せない内容も多いし、未整理な内容をリアルタイムで誰かと共有するのも楽しいけど、ややそういうのだけだとしっくり来ない感がある。

多分、考える速度が人より遅いから、会話だけだと自分の思いが定まらないままに流れていっちゃうタイプなんだな。つまり、文章を書く行為が私の精神生活の生命線なんだ。

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by catalyticmonk | 2018-03-21 20:41 | 忘れ物 | Comments(0)

何が有益な知識や判断の規準か

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今日は春分の日だが、冷たい雪が降った。しかし、それこそ次の季節を迎える前の休日に、屋内で大切な人とじっくり向き合う時間の口実になるかも知れない。
ヒマラヤでも雨が降ると山道を歩いて遠くには行けなくなるので、そこにたまたま居合わせた人とじっくり語り合ったものだ。
ただ、あまりに選択の余地がないので、正直、私は息が詰まって辟易する事も多かった。なので、私のインドでの楽しい記憶は南インドに集中している。

ところが同時に山暮らしはムラ社会と個人主義の両方の要素が混在している不思議な面があった。
親しい仲間や家族、恋人同士と都会生活とは別の形でプライベートな時間と空間を確保出来る部分もあったのだ。瞑想センターにこもる、なんてオプションもある。
山の村人自身にもテリトリー意識が強くて、他人のプライバシーを土足で踏みにじるものではない、という暗黙の了解が色濃くあるようだった。
インドの聖者がやたらみんな昔からヒマラヤにこもってきたのも、こうした環境が修行に向いていたからなのだろうな、と実感したものだ。

神秘的で、手に負えないほどの荘厳な雰囲気が充満した世界、それがヒマラヤだ。エロティックな出来事も大小あった訳だが、山でのそれは、何かねっとりしたオーラを放っていて、やはり南国の開放感の中での人間関係とまるで違った。


そういった環境因を度外視して構造的に他人との距離感について言うなら、まず私なら基本、自分に向かって一対一で言われている事ならなるべく聴こうと努める。しかし、そもそも興味のない事を強引に聞かされたりする状況だと厳しい、というのがある。

私は学校が大嫌いな子供だったので、他人が自分に興味のない話をして、それを強制的に聞かされる、というのが嫌いだ。
しかし、学校の勉強は今の社会で自分が生きていくために知識や考え方が役に立ったり、資格や学歴が利いてくる場合もある。つまり、他者に何かの情報知識を推奨する上で肝心なのは、それが相手側に有用かどうか、だ。

興味のある人物、特定の相手の話なら積極的に聞くのか、と問われたら、そこも相当怪しい。
若い頃、好きな女の子に話し掛けられた時の事を思い出しても、単純にその子の顔を間近で見ていられるのが嬉しくて聞いているふりをしていただけの部分がかなりあった。浅ましいもんだ。

要は情報の内容に興味を持てるかどうか次第だ。
イメージ作り、つかみのネタ、ブランディング、話の構成を短くやるか長くやるか、その話題をどの相手・場所・媒体で出すか、そういったところが広告宣伝でも重要になってくるではないか。
話の上手い人はそこが器用な人で、その点で言ったら私も全然得意ではないんだが、個人間の会話でもそれは大いに影響してくる。

どんな話も活かし方次第だったりはする。そこを強調して自己努力、自己責任に帰する場合が東洋の精神的文化風土には色濃い。
だけれど同時に、西洋的な懐疑精神の重要性も私は主張したい。そもそも選択権が当人にないと、他者が功利目的に基づいて「それが有益だ」と吹聴して心理操作を仕掛けてきても、一切避けられなくなる。全部を受け入れていたらその人の自由がなくなり、独善的な押し付けがあるばかりだ。
公平に考えるなら当事者に選択権があるのだが、子供のように、まだ先を見通せない相手の判断をどこまで尊重するか、といった問題もまたデリケートな部分だと思う。懐疑精神を尊重しつつも、そこのバランスを取るしかない。

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資本主義社会では、構造上、お金儲けに繋がる事が直接有用である場合は多い。
だけれど、では毎日パソコンの画面でマネーゲームに興じて成功するようなスキルを身に付けれたり、数字上の銀行の預金残高が増えていく結果につながれば必ず幸福なのか。その人は本当は南国で家族と幸せに暮らすのが性に合っていたかも知れない。
こういうスキルを身に付けておくとあなたは将来お金儲けが出来て有用ですよ、と言って親の一方的な価値観、成功哲学を押し付けるのもそこら辺で玉虫色の話になる。

何が成功につながる情報や知識なのか、という問題だけでなく、何がその人の望む好ましい人間関係や人生なのか、といった部分も肝心な中身だ。
いくら億万長者の経営者や裕福な家庭の子息と結婚しても、その結婚相手が好きでなかったらそれでも幸せなのか、という話と同次元でもある。それでもお金があれば後はいいように操縦するから構わない、という人もいるだろう。しかし、それと同様の規準を万人に求められるはずもない。

一見お金や利益につながらないように見えても、その人と共にいる事が自分にとって楽しく幸福だ、という場合もある。私はその事が分からない人は不幸だと思う。
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by catalyticmonk | 2018-03-21 20:30 | 忘れ物 | Comments(0)

その人自身の命が輝くための自由

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とにかく仲の良い者同士をやっかむ連中って必ず出てくるものだからさ。でも、仲の良いのが一番活気やアイデアも出てくるんだしね。

そういう組み合わせほど絶対アンチが出るし、確かにそういうのについていけない人も出てくるんだけど、それ自体が特に悪どいタッグじゃなければ、どうこう言うべきものでもないし、本来、本人たちが言われても悩む必要はない。
そういうのが外から潰されたり圧迫されなければいいな、と思うね。

自由を愛する者の輝きと、それをいろんな正義を唱えて管理主義的・全体主義的な過干渉や抑圧・支配で潰そうとする連中の軋轢って、実は自分にとって一番核心的なテーマだと最近気が付いてきた。あらゆる政治的な主張、イデオロギー、宗教、人種、国家、地域社会諸々の枠組みを超えてね。

貧乏していてお金が入れば、目先の不自由が減るのでワクワクするけど、それだってお金自体が重要な訳じゃない。お金を追い掛けて不自由になったり、自分が他人の自由を奪う立場になったり、ってのでは本末転倒で馬鹿げている。

大切なものはお金じゃない。誰か他の人が唱える正義でもない。
一人一人の命が輝く事だ。

社会単位ではお互いの命が無用な争いでいつも逼迫していたら勿体ないから、話し合って折り合いをつける必要も出てくるだけでね。それ以上の永遠絶対な正義なんてものもない。
生きている輝きの根っこにはいつも自由が息吹いているものさ。
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by catalyticmonk | 2018-03-10 03:23 | 忘れ物 | Comments(0)

ヒステリックな管理社会というやつ

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なんか、日本てセコセコしているなあ、って、いつも思っている。ありとあらゆる事が細かいし、気にするからますます問題が増えていく無駄骨感が、もうブラックジョークの次元で。

ドイツ人の友達がエジプトのカイロの宿にいた時の話をしてくれた。
なにせカイロだから、外は当然猛烈に暑い。で、だからホテルのシャワールームにお湯をひねるところのあるいい方の宿だったみたいだけど、向こうの事だからそれが壊れていたみたいなんだ。
エジプトやインドじゃなくてメキシコくらいでも、そんな事はよくある。で、実際、必要性も低いからすぐに直していなかった訳だ。

そこの宿にはドイツ人もイギリス人もフランス人も、いろんな国の旅行者が泊まっていたけれど、誰も文句も言わなかった。なのに日本人客だけが「お湯が出ない!」って大騒ぎしていたんだって。
どうも使えるはずのものが使えないなら苦情を言って当然、という感覚だったみたいで、その要求に対して従業員が面倒がるものだからキレて揉めたらしい。

「日本人とは、どんなに暑い時でもホットシャワーを欲しがる人々だ」と、そのドイツ人の友人は他に数名いたヨーロッパ人の前で厳かに宣言した。もちろん、皮肉で言っていたんだ。
でも、そういうトーンで日本人が海外で笑い者にされている事って多いんだよ。

確かに日本の宿泊施設だったら、そういうので問題視されたりするよね。宿以外でも、飲食店やすべてのサービス業に対して、日本人はお客様は神様です、みたいな感じで几帳面に完璧に対応しようとする。
でも、そんな国、日本だけなんだって。
大概は欧米でもずっとルーズだし、仕事命で責任感バリバリで、私生活まで犠牲にして滅私奉公するのが当然、みたいな厳しい労働水準を求められるの、こんな極端なのは日本だけ。
だから経済大国にもなったけど、目一杯生き辛い。客の立場になると自分が普段からそういうのをさせられているから、意味のない次元までふんぞり返ってクレイマーになりまくる。

日本だとパンチラがどうのとか微妙な事に変態じみた騒動が頻発するけど、今インド時代の写真を見返しても、インドじゃ年中半裸だからね。服は一応着ているけど、隙間を隠すとか、下着が見えたら恥ずかしがるとか、そんな事は一切ない世界だった。男女問わずその辺で野小便していたりするんだもん。一々、そんなもの眺めて興奮しないよ。

そこにいた白人も含めた女の子の着替え方でも本当に大胆で、のぞきだってしようと思えばいくらでも可能な環境な訳だけど、ああいう風にクシャクシャな環境だとさ、なんか、そこにそんなに意識を集中させられないんじゃないかな。
日本みたいにきちんと管理されていて破綻の少ない環境だと、かえって雑音の少ない分、微妙なものに興味や意識を集中させやすくなるのだと思う。

ストレスまみれになりながら頑張ってよく管理された社会を築いてもさ、そういう社会の方が変質者を大量生産する。もう、だから、日本のそういう基準にはついていけない気分だね。
無理して合わせたって、結局はいい方向に向かわないんだもの。この国の中で意識高い系とか左翼系とされている人達もほぼ大体そっち側だから、もう失望を通り越しちゃって。
もっとユルい社会の方がみんな幸せなんだよ。
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by catalyticmonk | 2018-02-21 00:17 | 忘れ物 | Comments(0)

最高の体験は最高だ

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競争よりもっと中身を取りたいよね。
この世には最高な体験てたくさんあるよ。美味しい食べ物があって、酒を飲めば楽しいし、美しい自然に溢れている。音楽を聴けば気持ちよくて、最高な異性との出会いだってある。体を動かしていい汗をかけば爽快だし、自分のアイデアを形にしていく興奮も堪らない。

それぞれにその人に合うものが違うんだけど、適度にそういう果実を人生に織り込んでいけば、最高の体験は最高だからさ、金とか権力とか意地のための競争とか、そういう実体のないものに窮々としなくなるはずなんだよ。

どんなに真面目な事を考えていたって、満たされていない人の求める事は欠乏感に溢れているから、結局どこかで要らない不自由さや競争が入り込んでくる。
これはいいとか悪いとかの問題じゃない。自然の道理としてそうなる事なんだ。だから、現実的にそれぞれがそこを埋め合わせる工夫をするしかない。

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いい家に住む、好きな服を着る、といった事も幸せのうちだとは思うんだけど、住環境が快適だとかオシャレ出来る喜びといった内実以上に、物欲というハードウェアの方が重視されてしまう、というのも本質的でない部分に振り回されやすくなる要因。

それを追い掛けているうちに感覚的に満たされない人生になってしまったら本末転倒なんだよ。
物質ではなく、感覚的・精神的に満たされている、という事が一番の幸せなんだよね。
物欲はあっていいけれど、中身のない空疎な、ある種自分自身への呪縛としての競争心みたいな化け物に惑わされないようにしないと、内実としての幸福感がどんどん遠退いて行ってしまう。

その根本に内面的に満たされている安心感みたいなものがないと、お金や権力や競争心といったものに囚われて、札束とか金塊とか不動産とか、本質的でない部分にばかり固執していく事になる。
それは魔物だし、実際そういう魔物に心も世の中の仕組みも乗っ取られ過ぎている時代なんだ。
本質を思い出す事が、それをしっかり味わう事が、今の時代に大切だし、個々人の幸福感を高めるのだと思う。
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by catalyticmonk | 2018-02-16 20:28 | 忘れ物 | Comments(0)

ワクワクして生きること

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せっかく生きているんだからね、どうせなら何かにワクワクして生きた方がいい。
でも変わらぬ日々に倦んで、それを悩みとして打ち明ける人がいる。
良かったね、と言う。未来に希望を持つには自分の不満も直視出来た方がいい。

ただ耐えて我慢する方向だと自分が何を望んでいるかすら見えなくなる。
人間は希望で生きる。生きるって事は、希望を失わない事と自分を信じる事で命の輝きを保つものだ、と個人的に捉えている。

河元玲太朗は育ち方の影響もあってどうも今一つ人に頼ったり甘えたりが出来ない人なんだけど、でも、悩みを打ち明けられる人って強いと思うのね。
それで、いろんな人の意見を聞いて、自分でも色々考えているうちに自分自身の考えも固まってくるし、そうすると自分で自分が信じられるようになる。

この、「自分を信じる」って事が重要なんだと思うんだ。自分を信じて、自分自身が自分の人生の主役であり舵取り役だ、となると、そこに解放感と希望が勝手に湧いてくるものなんだよね。
誰か他人から与えられたほんの少しの安定と、快楽なんて、モヤモヤしているし、どんどん感動がなくなってシニカルで怠惰な方向に行くんだと思う。

別に悩んだって、もがき苦しんだっていいのさ。誰しも上手くはいかない事はある。自分一人の力でどうしようもない事もある。
でも、それで絶望するか、自分の心を偽って「これでいいんだ」なんて思い込まない限り、その人の心は絶えず未来に開かれているし、そうすれば必ずいつかきっと、また次の最高の瞬間が訪れるんだって。


若者がますます強い閉塞感を抱えて生きているらしい事が分かってきて、改めて色々考えさせられるんだけど、まず、日本人の昔からある美徳って、「忍耐」と「謙遜」と「協調性」だったりするじゃん。

それも、ある時点のある場合には正しい節度や道理を表してはいるんだけど、現実問題、人間が困難にぶち当たった時に、
「現状で我慢しろ」
「お前の悩みなんて大したことない」
という、目に見えない形でその人の個性や希望を押し殺す重圧となって働いてしまいがちなんだな。
多様性よりも社会に従属させる事が重要とされていると言うか、現状維持による社会秩序確保、というのを過度に個人に求めてしまう文化なんだ。

だから、そこで強烈に歪んでしまう人が多いんだと思う。
その自分自身の人生を抑圧しながら生きている不満を、別の相手に違う形でぶつけたりするから、これだけ弱いものいじめの社会だし、屈折した欲求不満解消的な文化が多いんだろうね。

少なくとも何かが自分の望みと違ってすぐには納得出来ない、だから不満なんだ、葛藤があるんだ、ってなる事自体は恥ずかしいものではないし、ネガティブな衝動でもない。
それを通して自分が信じられるようになっていければいいだけだ。悩んだり軌道修正しながらでも揺らがない自分自身の中の自立した芯みたいなものは宝物だから。

その自分なりの自立した心の自由さで、いろんな面白味や感動を世界の中に見つけていって、少しずつでも明日にワクワクしていられる火種をつなげていければ、それでいいのさ。

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by catalyticmonk | 2018-01-31 19:28 | 忘れ物 | Comments(0)

ピンと来る

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成人病になりそうな人の食事内容とデキてるのを隠している男女同士の会話はすぐにピンと来る。
言わないが。

また、そこに気付かない人は、真面目かつ大概他の事でも鈍感、頭でっかちで的外れな意見を言う傾向にあり。
逆に察しがやたらいい人物は、物分かりがいい反面、早合点も増えると言うか、思い込みの強いタイプも増える。
大雑把な印象に過ぎないけどね。

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by catalyticmonk | 2018-01-17 21:20 | 忘れ物 | Comments(0)

他者や異質なものへの興味・好奇心

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人を見ていて面白いなあ、と感じるのが、自分的に好きか嫌いか、趣味に合うか合わないか、と、それを元気で調子のいい状態と感じるか、病んでいたり衰弱した状態と感じるか、が必ずしも噛み合うのではないところ。

元気そうでも、それが傲慢で鼻持ちならなく感じる相手もいれば、意気消沈していても心清らかに感じる人もいる。

一つ一つの主張はそんなに異論もない範疇なのに、何故かその人の言う話には関心持てない、荒んだ嫌な何かを感じてしまう、或いは何かの機会に急にそのような気配を察知してしまう、という事も度々ある。
そういうのは表立って言えない理由なので色々とやりにくくなるが、私はその勘には毎回従う事にしている。
単にそれが私のわがままだったり、その時点での自分の限界だったりする場合も当然あるのだろう。

その逆もある。表面的には、どうにもこれまでの私の趣味や考えと違うが、何故かこの人からは良い空気や親しみを感じる、というものだ。
これも功罪が半々で、自分と何かしら共通項があるのを察知して親しみを感じているのだったり、相手の表面的な愛想の良さに乗せられかけているのだったり、といった事があるので、親しみや好感を感じるからと言って判断は慎重にしないといけない。

それでもまた、それが、現時点で自分で思い込んでいる趣味や考えとは違っても、また別の外側の新しいアイデアや可能性である場合もあるから、私はその可能性に大概は賭けてみたくなる。取り敢えず好奇心や興味が持てない事には、なかなか間口や見識を広げる事は出来ないのだから。
事務的に淡々と「これが正しい理屈で順当な手段なのだから」とやっていても、どんどん閉鎖的で偏狭な「正しくもなければ楽しくもない何か」に変質していくのが世の理な気がする。

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by catalyticmonk | 2018-01-14 01:23 | 忘れ物 | Comments(0)


溢れ出る部分を勝手にやっています。異端者のあなた、多分私はあなたの味方か仲間です。 河元玲太朗


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